そして40歳になった

鹿の足

鹿の足

先日、40になった。アラフォーが書いたブログがちらほら見たので、自分の心境を書いてみる。自分は独身で恋人もいない状態だが、それなりに楽しくやっているというのを記したかった。negativeな記事をいくつかみかけたが、自分はそんなに悲観することないと思っていて、学ぶことがあれば、歳をとるのもあまり怖くないと思っている。というのも、一昨年ぐらいから海外の大学のオンラインで、computer science をとっていて、それが生活の真ん中でいる状態だ。めっちゃ大変だけど、悪くはない感じ。二十歳くらいのときに、漠然と英語とプログラマをもっと理解したいと思って、回り道をしながら今に落ち着いた感じだ。自分は人より出来が悪いと認識しながらも、あまり周りと比べずに一歩一歩進めばいいかなと思っている。鹿子と同じように、英語ができない、プログラムができない、自分を諦めたのだ。

好きな英語ブログ

英語の勉強法 という好きなブログがあるので引用する。英語の学習の心構えみたいなもので、英語もそうだけどプログラムを書くのにも似ていると思っている。

外国の書物は人に教わって読むようなことではいけない。 字引を引いて独(ひと)りでズンズン読むようでなければならぬ。

学問の道は涵養(かんよう)を尚(たっと)び、躁進(そうしん)速成を戒めるものである。 ※涵養 - そのうち実が結ぶように、じっくりと底力を蓄えること。 ※躁進速成 - 地に足をつけず、急いで達成しようとすること。

眠いと思ったら眠ればよいのである。 なにもねじり鉢巻で勉強する必要はない。 お花見がしたい、鳥の啼く声が聴きたいと思ったら、一升瓶をもって遊びに出るがよろしい。 窓をしめて一室に閉じこもることはない。 ただ、常に学問を念頭から離さなければよいのである。 そうすれば得るところが自然と深くなってゆくものである。

朝(あした)に一語を暗記し、夕べに片言を暗誦し、拳々服膺(けんけんふくよう)すれば、日に月に学問が進む。

※ 拳々服膺 - 心に留めて忘れないこと。

これを積みかさねてひさしければ、耳目の触れるところ、みな暗記熟達していないところはなくなってしまうのである。 そうすればなんの書でも読めないものはなく、なんの業でも成就しないものはなくなるはずである。  ― 高梨健吉(著)『文明開化の英語』に出てくる箕作阮甫(みつくり げんぼ)の言葉。

多分、自分は英語がわかるようにならないと思う。そのレベルは、IELST 7 とか 8 くらいを指している。それでも、やらないと進まないので、今はせっせとやることにしている。

40代で意識したいこと

ずっと心に残っているブログを二つあげてみる。

世の中にくらいついていく

一つ目は、合理的な選択の末に、いつの間にか世の中に取り残される感覚 です。フリーランスプログラマでもあるので、確定申告をやっていて電子申請もやっている。が、難しい。正直、自分はプログラマだからわかっているところもあると思っていて、一般の人たちが電子申請をすんなりやっているとは思えない。このブログにあるとおり、みんながあまり前にやっていることができなくて、社会から阻害されている感じにならないように気をつけたい。Raycast 使ってみたりとか、revolut で 使い捨てクレジットカードだとか、esimとか、世間について行きたい。この前、無印で無人レジでバーコードが読み取れなくてヤバいと思った。バーコードを話して読み取ると、ちゃんと動いた。

大きな枠組みで改善していく

二つ目は、大きな枠組みに目を向けさせないようにする です。もう、自分の権限だと改善するのが難しいところがあると思うのです。やんなくてもいいことで時間を費やすより、問題になっていることを見積があやってもいいので、解決していきたい。失敗してもいいから。同じところで、スライムばかり倒していてもレベルはあがらないので、レベルをあげていきたい。とは、言っても自分も未熟なので、協力は必要だと思っている。でも、まとまって勝つんじゃなくて、勝ってまとまりたいと思っている。目の前の課題を解くのも大事だけど、数年後の課題に目をつけて、力をつけていかなけば。

私の両手は何のためにあるのか

この子と同じように、両手で猫を触るのがもっぱらの目標です。そして、このブログ のように、生活を送るのです。

未来へ向けて

ここでも、またOpen Letter to Shinji Kagawa from a Manchester United fan という open letter から好きな箇所を抜き出してみる。

Some dreams are never fulfilled. Some goals are never fulfilled. Some journeys do not reach their destination. All we are left with is thoughts about how well it could have gone and regrets about how badly it has gone.

いくつかの夢は実現出来ないこともある。いくつかのゴールは決まらないこともある。いくつかの旅は目的地に到着出来ないこともある。僕たちに出来ることは、上手くいったときのことを想像したり、上手く行かなかったことを後悔するだけだ。

未来はどうなるかわからない。うまく行ったときのことを想像して、MSc とか PhD とか とれればいいな。

March 27, 2023
ひさしぶりに読むと、「私は頭が悪いから」アルバイトを辞める日にそう言った、忘れられない同僚の思い出 を思い出した。突然、急に変化することは少ないから、くらいついていくことが必要だなと改めて思った。これを書いているときは、ChatGPT が爆発的に普及していってる。ChatGPT と Github copilot を申し込んで、くらいついて言っている。